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米子高島屋問題

by koto

米子高島屋が米子市に東館の一部を寄付するというニュースは、
マスコミにも大きく取り上げられました。
http://www.nnn.co.jp/news/170405/20170405050.html

昨日の市議会の全員協議会の議題が
「中心市街地について(角盤町エリアの活性化について)株式会社米子高島屋からの寄付の申し入れについて」との情報を得て、傍聴に行ってきました。
この問題は議決事項でなく、議会で賛否は問われないということ。
「寄付してもらうって決めたけん、一応報告なっ」
という場です。
建物をもらった後の具体的な運営方法や資金などの資料提示もないことに議員からも異論が続出でした。

当日の資料↓

いくらタダでもらえるといっても、
固定資産が結構な負債になりかねん時代ですよね。
まあ、高島屋が負債に感じているからこそ、
米子市に引き取ってもらえませんか?
というのが問題の本質だと思います。
日本海新聞は
「米子高島屋は固定資産税や維持経費などを縮減させるとともに、東館を角盤町エリアの集客力を向上させる用途に活用してもらいたい考え。」と書いています。

昨日のNHKニュースでは、
米子市側からは、1800万円の固定資産税収入減と報じられていました。

議会でのやり取りの一部です。

山川議員

建物の面積だけの資料では、市民に説明できない

大塚経済部長

市民への説明については、1年にわたって商工会議所の意見を聞いた。啓成校区の買物アンケートも実施した。

戸田議員

二元代表制における手法が間違っている。市と市民に有益があるという十分な協議をしてから出すべき。

大塚経済部長

市民にとっては、角盤町が元気になるというメリットがある。市が出資し、東館の1〜6階を民間テナントで埋めたい。
埋まらなければ公共施設を入れる。

戸田議員

総合管理計画では公共施設削減の方向なのに、駅前イオン、駅ビル、高島屋にも公共施設を入れるのは矛盾している。
新市長になってから決定を委ねては?

大塚

民間事業者の事情もあり、時間的猶予がない。

2017年4月1日付の山陰中央新報の記事によると、
「行革の一丁目一番地が、公共建築物の延べ床面積の削減だ。」とあります。
皆生の老人憩いの家も廃止の方向なんですね。

岡田議員

高島屋の経営が順風満帆であれば寄付ということにはならない。
高島屋ですらできないものを素人の市がやるのは相当努力がいる。
特別会計で見える化を!

大江企画部長

不動産業をやるわけではないので、特別会計にはしない。
業としてやるのではなく、にぎわい創出としてだから。

岡田議員

本来行政がやるべきではないことをやっている。
責任の所在がはっきりしないことをやるなら、企業以上のことをしないと。
負担は市民、影響は行政サービスに出る。

寄付を受けた駅前イオンの中もガラガラ。
ここを官民連携でいっぱいにして、市の力量を証明してからの話にしてほしいもんです。
PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)や不動産債権化などの仕組みを使えば、
素人でも経営できると胸を張られるんですけど。
めちゃめちゃ米子市の将来が不安です。

今回の件もですが、
けっこう大事なことが定例議会とは別の「全員協議会」という場で議論されますが、
開催予定も内容も公表されていません。
録音も録画もできません。
ブログの内容も聞き書きですので、
不正確な部分があるかもしれません。
多くの市民が知りたい内容だと思うんだけどな。
しかも3月議会で全員協議会などのインターネット中継を求める陳情が不採択となっています。
個々の議員の賛否は、ネットには載らないので、
次回の市議会だよりで確認するしかありません。
やれやれ。


koto
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