LOG IN

本当に止める。

by koto

昨日は、環境ジャーナリスト 山本節子さんの講演会

「水源地の産廃処分場計画」ー隠されてきたものー

でお話を聞いてきました。

参加者は主催者発表で450人。

主催の「大山のふもとの自然と米子の水を守る会」が用意した託児サービスが満員になるほど小さい子供を持つ若い人たちが多く参加されていて、このまちの未来に対する関心の高さが伺えました。

私たちの大切な「水」の問題とあって、飲食関係、農漁業関係者も人ごととは思えないようです。

問題の存在を知れば、関心を持ってもらえる。

知らせることに尽力されたスタッフの方の努力は大変なものだったでしょう。

講演の前半、「市民の財産・権利」では、

米子市が行政事務を行う上で法律や手順を軽んじていたり、資料を隠蔽したり、存在をわかっていなかったりと米子市の恥ずかしい部分が明らかにされました。

市政をこんな状態にしたのは、山本さんがご指摘の通り、市民の「おまかせ主義」「ことなかれ主義」であることは間違いないと思います。

それは、市職員や議員に対する業者からのつけとどけ問題に対する態度からも十分伺えます。

この問題に対する情報公開請求の顛末についてはまたブログで報告しようと思います。

1回目は「不開示」(見せてやんないよ)でした。隠蔽体質は確かにあります。

「そげな細かいコト、もうええがな」

「そこまでせんでも」

そんな声がどこかから聞こえてくるようです。

米子市民は良くも悪くも「ゆるい」のかもしれません。

山本さんのお話の中で疑問に思ったコト。

山本さんは「一般廃棄物」をクリーンセンターで燃やした焼却灰は「産業廃棄物」であると主張されました。根拠法は大気汚染防止法。

ただ、資料を読み進むと「ダイオキシン特措法の特定施設」から廃棄物焼却炉は外されており、産廃とは定義していないようです。

実際、鳥取県のホームページには

「一般廃棄物はどのように処分されようと一般廃棄物である」と記載されています。

http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/79210/1-01.pdf

これに関する根拠法について質問したのですが、

山本さんの答えは「環境省に騙されている」と。

全国の自治体がこの考えに基づいて一般廃棄物を処理しているので、本当に法律違反ならおおごとですので、詳しく知りたいところです。

では実際、淀江に計画されている産業廃棄物処分場計画を止めるにはどうしたらいいでしょう?

このスライドに重要なヒントがありますね。

計画を止めるには、

①旧淀江町と環境プラントが一般廃棄物処分場建設をする事で結んだ協定書を書き換えさせないこと。

②米子市有地を産業廃棄物処分場に譲渡させないこと。

③住民が同意しないこと。

②について山本さんへの質問の回答は

米子市有地を譲渡するかどうかは、市長さんが勝手に決められないとのこと。根拠法は自治法や公有財産法。

そうなんです。

市長さんが市有地を提供しないと決断してくれたら、この計画は止まります。

この土地は協定書にもある通り、元々は一般廃棄物の処分場になるはずでした。

今ある処分場は、あと10年で満杯になります。

淀江の土地の代替え地のめどは全く立っていません。

淀江の市有地を鳥取県が主導する産業廃棄物処分場に提供してしまったら、米子市は新たに一般廃棄物処分場用地を確保しなければなりません。

産廃の問題が一般廃棄物の適正な扱いにまで広がっている現状で、新たな用地を確保し、住民を説得し、法律に基づいた手続きをすませる。

これが10年でできるでしょうか?

一般廃棄物は、

鳥取県西部広域行政管理組合といって、

米子市、境港市、日吉津村、大山町、南部町、伯耆町、日南町、日野町、江府町が一緒になって処理業務を行なっています。

新たな一般廃棄物処分場の問題は米子市だけの問題ではないのです。

境港市議会でも問題視されています。

降って湧いたような産業廃棄物処分場計画。

西部広域行政の自治を全く無視し、県の事業を優先させる理由はなんでしょう?

「企業の出すゴミをどうするか?」よりも「私たちの出すゴミをどうするか?」という問題に目を向けていただくよう、新しい市長さんに正面からお願いしてみるのも一つの方法なのではないかと思いました。

まず産業廃棄物処分場計画を止めてから、

淀江に自分の出すゴミが捨てられていることを自分ごととして考え、自分の生活も見直してみたいと思います。

OTHER SNAPS