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贈収賄事件はハインリッヒの山の一角

by koto

昨日6月28日も午後から米子市議会の各個質問を傍聴してきました。
淀江の産廃処分場予定地内にある米子市有地の問題に対する市長の答弁に脱力_| ̄|○
土光議員の質問に関連するので、大急ぎで要望書をお渡ししたのに「読んでおりません」とは。
代理でお渡しした市民人権部長さん、これはどういうことですか?
これに関する過去記事はこちら
市長に要望。


答弁書を作る担当課は、要望書に関連した質問であることはわかっているはず。
それを市長に知らせなかったのは意図的でしょうか?
それともうっかりでしょうか?
資料の確認もせず答弁させられる市長さんが気の毒でもありました。

それよりもそれよりも脱力したのは、
道路工事発注に伴う贈収賄事件の裁判での裁判長の発言についての答弁。

裁判長は、「被告人以外の複数の公務員も飲食物や商品券を受け取っており職員倫理規定に反する。本件はこのような土壌のもと起こった。」と(発言要旨)

土光議員がこれに対する市長と副市長の見解を尋ねると、
副市長「この発言は刑法に関わる判決の中心的部分である犯罪の構成要件でなく、量刑判断の部分である。言及されたことは厳粛に受け止め再発防止と信頼回復に取り組む」
市長「量刑部分だけが事実認定と受け止める」

お二人とも事実認定されたものではないとの見解です。
裁判において証言されたことは、本人が偽証罪に問われない限り事実であると思っていましたが、
米子市にとってはそうではないようです。
なぜそこまで頑なに認めようとしないのか?
それで一体何が守れるんでしょう?

市民の中にも、「そんなことよくあること」と受け流す風潮もあります。
他県の公務員に聞くと、「出されたお茶を飲むことさえ躊躇する」と。
倫理観の違いは明らかです。

公務員の世界も以前よりコンプライアンスが重視されるようになり、
少々窮屈なようにも思います。
ただ、身内に甘い土壌の中で「事件」が起きたのなら、
まずその事実を認めることから、再発防止と信頼回復の道が始まるのではないでしょうか?

いまどきはあらゆる業種で「ハインリッヒの法則」に基づきリスク管理がなされています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ハインリッヒの法則
(下の図はwikipediaより引用)

米子市では、職員の有罪判決という「重大な事故」がすでに起っています。
そのピラミッドの下の「軽微な事故」の存在は裁判で明らかにされました。

今後、再発防止のためにピラミッドの底辺である「ヒヤリ・ハット」を積み重ねないように市職員を指導していく上で、
市長や副市長が「軽微な事故」に正面から向き合っていなければ、
多くの職員は真剣に受け止めるでしょうか?

そのことは今回のようにまた犯罪者をうむ「土壌」であり、決して職員のためにもならないと思います。

市政刷新に皆が期待する新市長さんが、前市長の見解に追随。
鳥取県庁で人事をつかさどり「非情な処分」をしてきたと評判の副市長さんもこの問題から目を背ける。

米子市の闇はどこまで深いのでしょう?


koto
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