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虚しき全員協議会(午前編)

by koto

平成29年11月6日(月)に開催された米子市議会 全員協議会のレポートです。
TOPの背景写真は淀江で開催されたイトナミダイセン芸術祭のアニメーション作品より。

前回の全員協議会が流会となった関係で、今日の市議会は厳戒態勢でした。
傍聴券が配られるというので、開会より少し早めに行きました。
すでにたくさんの方が来られていて、最終的に傍聴席は満員に。

事業センターからの出席者は下記資料の通り。
あとは関係部署の職員さんと伊木市長と伊澤副市長、米子市議会議員。
欠席は、三穂野雅俊議員と村井正議員。

案件:淀江産業廃棄物管理型処分場の事業計画の周知に関する実施状況の報告及び当該報告に対する米子市の意見について

要するに米子市淀江に産廃処分場を作ろうとしている鳥取県環境管理事業センター(以下、事業センター)というところが、計画地の近くの住民に計画を説明してその結果住民がどれくらい理解したか?その報告を聞いて米子市が鳥取県に意見を言うのだけど、議会の意見も聞く機会を設けました。という会議でした。

まず、事業センターから事業計画の関係住民への周知の実施状況について説明があり、
その後質疑応答に入りました。
「関係住民」とは県条例に定められている計画地の半径500m内に住んでいる人のことです。

以下は意訳ですので、実際の発言と全く同じではありません。
傍聴席では録音録画とも不可ですので、聞き書きになります。正確性に欠ける部分があるかもしれません。

土光議員:  報告書には2月7日の説明会に2名参加とあるが該当人物と思われる人に聞き取りをしたら、関係者(計画地の半径500mで事業を営む人)ではないとのこと。以前議会でも質問したが、事業センターはその人が関係者であるか確認できる立場なのに確認しないまま報告書に記載している。

事業センター: 受付時に本人の申し出により関係者であると確認している。

米子市:米子市としては県からの報告をそのまま受け取っている。事業センターの方が把握しているので。

土光議員:参加者の人数の確認プロセスが曖昧なまま進めている。
     米子市自身も確認すべき。

伊木市長:センターが言った事実をそのまま受け止めている。本人が虚偽の発言をしたことは後でわかった。たとえ関係者でなくても幅広い住民に説明したということで良い。

・・・・・・・・・・(市民を嘘つき呼ばわりする市長って。。。本人が嘘をついたんじゃなくてセンター側の確認不足ってことよねきっと)

伊澤副市長:1名が適格者でなかったとしても説明会の効力に変わりはない。

・・・・・・・・・・(副市長さん完全に開き直ってますね。しかも米子市民の立場ではなく完全に鳥取県の立場。鳥取県職員から転身したばかりとはいえ残念すぎます)

土光議員:誤りの可能性が高いものをそのまま見過ごしてやっていくのであれば基本的な信頼関係が失われる。米子市も確認するべきだし、事業センターに確認を要請すべき。

2名か1名かの議論だけを見ると、土光議員が重箱の隅をつついているように見えるのですが、この前段として以前にも議会で1名は関係者ではないのでは?と指摘している。
なのに事業センターは公式な報告書に参加人数を2名と記載している。
当人が「関係者ではないが興味があって聞きに言っただけで関係者にカウントされるのは心外」と言っているにもかかわず、直接確認をしようともしない。
そういう事業センターの不誠実さと議会軽視が問題なんですよね。
議員の発言を無視することは住民の発言を無視したのと同じことですから。
さらに事業センターの不誠実な態度がこの件に端的に表れているにもかかわらず

独自で検証もせず鵜呑みにする米子市の姿勢もどうかと思います。
人数の問題でもないし、説明会の効力の問題でもない。
それじゃなくても住民はセンターに不信感を募らせているのに、
大筋でないことにもごまかしがあれば、もっと重要なことはもっとごまかしているんじゃないかと思ってしまいます。
土光議員はそういう住民感情を代弁しているのだと思います。

その後、土光議員が説明会の対象者に比べ、参加者が極端に少ないが直接案内を郵送するなど適切な周知の方法があったのではと指摘。周知の方法が不十分で参加者も少ない説明会を持って、意見がないから「理解」したとセンターがいうことに対し米子市としてどう思うか?と質問。

米子市長:条例の手続きに従っているから認める。

土光議員:形式を守っていれば中身はどうでもいいなら、米子市民は不幸だ。その発言は耳を疑う。市民の思いを受け止める市長であってほしい。

・・・・・・・・・(傍聴席一斉に拍手!ほんとは拍手をしてはいけないんだけど、市民の気持ちを代弁してくれたら思わずしてしまう気持ちはわかります。この時点までで傍聴席からの発言で数名退場になっています。私は、傍聴できなくなったら困るのでルールは守りますよ。)

この後も、住民の理解についての見解に自分たちの都合のいい解釈をしている点などを説明会の報告書などを元に指摘。
動かぬ証拠を突きつけてセンター側の矛盾を問い詰める様子はさながら検事か弁護士のようでした。
膨大な報告書や議事録を読み込んでいないとできないことですね。
こういう地道な勉強や作業をしていたら、あちこちのお祭りやイベントで愛想を振りまく暇はないですね。住民もそういう要求をしない方が良さそうです。

あと、行政やセンター側からの報告書や議事録を元に質問をしているのに
「今、手元に資料がないから答えられない」みたいなのが結構ある。
これはパソコンやタブレットの持ち込みにより解決できると思う。焦る職員さんを見るのも気持ちいいものではないので、様々な障壁はあるかもしれないけど円滑な議事進行のためにもぜひ解禁してあげてほしい。

お昼に近くなって、尾澤議長さんの午後も続けますか?との問いかけに傍聴席が返事。
12:00休憩。午後編に続きます。

今回は、赤ちゃんも傍聴していました。でも、眠いのかぐずり気味。
お母さんは気兼ねして出たり入ったりでした。
傍聴席から見て左手上部にガラス張りの小部屋があるのが見えます。あそこからなら気兼ねなく傍聴できるのにと思い、議会事務局の方に聞いてみました。
以前、中海TVで中継に使っていた場所で現在は中継用サーバーなどの機材があって、暑かったり寒かったり環境が悪いとのこと。
子供づれ傍聴には向かないようですね。専用傍聴席ができれば米子市議会の大きなアピールになりますが、
予算的に難しいようなら、せめてTV中継やネット中継は必要だと強く感じました。


koto
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